こらむ130 アートって何だ?

久しぶりに『こらむ』を書いてみようと思った。その切っ掛けは「トラブル続きの個展」についての記述であったが、ここのところやたらと「自分のやっていること」の確認をし始め、デジタルアートの立ち位置について考えることしきりなのである。そこでアートの周辺の具体的事例から検証してみようと考え始めている。          文学の場合、日本では芥川賞と直木賞がある。純文学などという言葉がある。純でないのは何なのか。純でなくてもアートなのか。                   えんそう音楽ではクラシックという分野があり、ポピュラーと呼ばれる音楽がある。ジャズはアートなのか。ロックはどうか。民謡はアートか。流行歌は。それを演奏し歌う行為は芸術なのか。例えばクラシック音楽を芸術と主張する人に伺いたい。百人のオーケストラの全ての人が芸術的行為で演奏していると主張できるのか。指揮者の行為との比較してどのような意味合いの違いがあるのだろうか。第一バイオリンが10人のオーケストラと8人の場合何が異なるのか。音量が増える意外に何の意味があるのか。増えた二人の芸術的行為はなんなのか。                      ベートーベンの曲を現代の人が演奏したとき、どのような状況の時、アートとして認められるのだろうか。よく「作曲者の意図を良く理解して、演奏することが大切」などともっともらしいことをいう有識者がいるがいるが、私はそういう人は信用しない。ベートーベンが使用していたピアノはどんなものか、考えてみるがいい。それは今も残っているものもあるので、彼が自分で演奏しながら聴いていた音を想像することができるがその音に戻れとでも言うのだろうか。

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