第53回展/展覧会準備の裏話(2013、4、6)

 今回の個展でもいろいろとありました。それはとても大切なことなので記録しておこうと考えました。何が問題であり、それをどう乗り超えるべきか、まだ格闘中ではありますが熱が冷めないうちに書き留めておこうと思います。
デジタルで作品制作する人は、まず心掛けなければならないことは作品制作の時期のことです。私は絵の具で制作していた頃は、美術館の搬入口でもまだ絵筆を離さず筆を走らせていたような制作態度でした。しかし「デジタルで制作するからには、1ヶ月前に作品は完成しておかねばならない」と自分に言い聞かせ、実行してきました。それはデータが完成した後で「プリント」「パネル貼り」という作業があるからです。プリンターが壊れたから出品できません、という言い訳は社会的に通用しません。今回も1ヶ月前に準備は完了しました。そこでプリント開始です。A1ノビで36枚印刷するところ、25枚印刷したところでプリンターの発色が突然おかしくなってしまいました。すぐに修理を依頼しました。検査に来たのは10日後でした。結論は「この故障は部品交換が必要ですがその部品はメーカーにもございません。修理は不可能です」とのことでした。では新しい機械を買い直すしかないと思い、代替え機を選びました。発注すると1週間後に返事が来て、搬入する会社から下見の人を派遣されるとのことでそれがまた1週間後となりました。その下見の結果、3日後に「機械が大きくて搬入不可能」という返事でした。機械の大きさや家の寸法を測っていた私にはとても理解できない結論なのですが、現実の問題として、これで余裕を持って準備していた日時は使い果たしてしまったことになりました。大きなプリンターを持っている友人に電話をしてOKをとったのが展示の4日前のことです。無理を言って2日後にプリントしてその午前中に作品を受け取りました。家に持ち帰り早速パネル貼り。ところが頼んだものが2枚足りないことが判明。早速電話で連絡して不足分受け取ったのが夜の8時。その日の残り時間?と次の日1日でなんとかパネル貼りを完成し、なにごとも無かったように搬入は完了しました。

といっても7面あるブースの1面は雨漏りのため、修理が終わるまで閉鎖のまま。その上3日目に1つのブースが停電となり、修理に2日かかりました。雨漏りの修理は多分 11日以後になるという話しです。ようやく展覧会会期の4分の1が終わりましたがこれからの20日間に何が起こるか、楽しみにしています。
4月11日雨漏り修理が終わり「予定の全ての展示」が完了いたします。

展覧会は4月27日無事?終了しましたが、プリンターの問題はまだまだ解決しておりません。取り扱い業者を換え、プリンターのメーカーを換え、現在も奮闘中(5月6日現在)別のメーカーのショールームの見学予約をとり、数日前に見学し、これから業者が現地視察をするために連休明けに相談するとのことです。悠久の時間の世界にたゆとう気持ちです。

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