こらむ 106 画廊散策 616−1

昨日6月16日は銀座の5〜8丁目の画廊を散策した。そのうちの楽しい作品群に出会ったので紹介したいと作者に話をし了解を得たのが上の作品である。これは彼のDMから複写したものである。「梅原健二展」で副題に「スチ・ブツゾウ」とある。すなわち発砲スチロールでレリーフ状に制作された仏像などが並んでいた。最近のやや固めの密度のあるスチロールで部品を作り象眼のように嵌め込んで組上げて形作っている。作品はこせこせせずおおらかである。仏教などにとらわれない仏像である。中央の作品はどうやら自画像のようで「自分も仏像の仲間入り」なんて仏教者や仏師が見たら何というか。それを想像しただけでも楽しい。左の作品は多摩川に流れてきたものを拾ったホームレスの方が提供してくれた仏像をもとに制作したという。ホームレスの方が「梅原」という絵描きに惚れて大切な宝物を提供するする図など、これも絵になる。このようなドラマ(私が勝手に想像しているだけの話だが)に下打された作品には、暖かみ、人間味があふれている。彼と話しているいるうちに、出身の中学校の話になる。突然彼はその中学校の校歌を始めから終まで口ずさむ。おまけに当時のクラスの出席簿の名前をスラスラと言い出し、さらなるおまけに「おれは天才かも」などとつぶやく。本当にこれは天才だ。この調子で作品を作っているから楽しさが伝わってくる。今までで一番楽しい、暖かみが伝わってくる、ありがたーい仏像であった。(作品画像上をクリックで拡大してご覧ください)   20106.17

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